患者様向け情報

チタンか、セラミックか

インプラントの材料には、チタンとセラミック(ジルコニア)があります。それぞれに条件があり、どちらが優れているという単純な話ではありません。

チタンジルコニア金属アレルギー材料の選択
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診療とご相談はドイツ語または英語で行っております。日本語の説明資料をご用意し、ご希望に応じて通訳のお手配も承ります。

記録の量が違います。

「新しい材料には、まだ長期のデータがありません。」

チタン製インプラントは数十年にわたって使われ、長期の臨床データが蓄積されています。骨との結合(オッセオインテグレーション)についての研究も豊富です。当院が標準として用いるのはこちらです。

セラミック(ジルコニア)製は、金属を含まないことが特徴です。歯ぐきが薄く、前歯で金属の色が透ける懸念がある場合や、金属を避けたいというご希望がある場合に検討します。

ただし、セラミック製は臨床での使用歴がチタンより短く、長期のデータが限られています。また、設計上の制約から、すべての症例に適するわけではありません。この点は正直にお伝えします。

材料ごとの特徴。

チタン

長期データが豊富です

数十年の臨床使用と研究の蓄積があります。当院の標準です。

セラミック

金属を含みません

ジルコニア製。白色のため、歯ぐきが薄い前歯部で有利な場合があります。

データ

セラミックは歴史が短い

長期の成績についてはチタンほど蓄積がありません。判断材料としてお伝えします。

適応

症例によります

骨の条件、部位、必要な強度によって、選べる材料が変わります。

金属アレルギー

チタンでは稀です

チタンアレルギーの報告は非常に稀ですが、ご懸念がある場合は検査をご相談ください。

費用

セラミックは高くなる傾向

材料と部品の費用が異なります。書面でお示しします。

治療の流れ

材料を決めるまで。

ご希望と適応の両方を踏まえて決めます。

01

ご希望をうかがう

金属を避けたいなど、ご希望があれば最初にお聞かせください。

02

診察と3D 撮影

骨の量、部位、噛み合わせを確認します。ここで選べる材料の範囲が決まります。

03

選択肢のご説明

適応する材料と、それぞれの長所・短所・データの蓄積状況をご説明します。

04

ご懸念への対応

アレルギーのご心配がある場合は、検査や他科での相談をご案内します。

05

書面での提示

選択した材料に基づき、治療・費用計画書をお渡しします。

06

ご決定

内容をご確認のうえ、お決めください。

費用について

材料による費用の違い。

費用は所見と選択される方法によって異なります。治療を始める前に、項目ごとに記載した治療・費用計画書(Heil- und Kostenplan)をお渡しし、保険でまかなわれる部分と自己負担になる部分をご説明いたします。書面をご確認いただく前に治療を始めることはございません。

費用とお支払いについて →

よくあるご質問

チタンとセラミック、どちらが良いのですか。

単純にどちらが優れているという話ではありません。チタンは長期データが豊富で、多くの症例に適します。セラミックは金属を含まず、前歯部で有利な場合があります。症例とご希望を踏まえて選択します。

金属アレルギーが心配です。

チタンに対するアレルギーの報告は非常に稀とされています。ただしご懸念がある場合は、アレルギー検査についてご相談いただけます。検査は皮膚科などで行われます。

セラミックのほうが体に良いのではないですか。

そう断言できるデータはありません。チタンは長年使用され、生体親和性についての研究が蓄積されています。セラミックは金属を含まない点が特徴ですが、長期成績のデータはチタンより限られています。

前歯にはセラミックのほうが良いですか。

歯ぐきが薄い場合、金属の色が透けて見えることがあります。その懸念がある前歯部では、セラミックが有利な場合があります。診察のうえで判断します。

費用はどのくらい違いますか。

材料と部品の費用が異なり、セラミックのほうが高くなる傾向があります。正確な金額は治療・費用計画書でお示しします。

どちらも公的保険の対象外ですか。

インプラント本体は、材料にかかわらず原則として公的医療保険の給付対象外です。上部構造には定額補助が出ます。

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まずは、お話をうかがうことから。

診断のないご提案はいたしません。ご相談では現状を拝見し、選択肢と、それぞれの利点・欠点をご説明します。