患者様向け情報

インプラントの手入れ

インプラントはむし歯になりません。しかし、周囲の歯ぐきと骨は炎症を起こします。それがインプラントを失う最大の原因です。

インプラント周囲炎清掃定期検診喫煙
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診療とご相談はドイツ語または英語で行っております。日本語の説明資料をご用意し、ご希望に応じて通訳のお手配も承ります。

インプラントは、放置できません。

「インプラントを失う方の多くは、手術ではなく手入れでつまずいています。」

インプラント周囲炎(Periimplantitis)は、インプラントの周りの歯ぐきと骨に起こる炎症です。放置すると骨が減り、インプラントが揺れて、最終的に除去が必要になります。

初期の徴候は、歯ぐきの出血、赤み、腫れです。痛みは出にくいため、気づかないまま進むことがあります。歯周病と同じ性質です。

天然の歯と違い、インプラントには歯根膜という緩衝装置がありません。そのため炎症が骨に及ぶのが早いとされています。手入れと定期検診が、天然歯より重要になります。

守っていただきたいこと。

毎日の清掃

歯間の清掃が要です

歯ブラシだけでは不足します。歯間ブラシ、フロス、必要に応じて洗口用の器具を使います。

検診間隔

通常より短く

インプラントをお持ちの方は、年2回では足りない場合があります。所見に応じて3か月から6か月ごとです。

出血

放置しないでください

インプラント周囲の出血は炎症の徴候です。次の検診を待たず、ご連絡ください。

喫煙

最大の危険因子です

喫煙はインプラント周囲炎の確率を大きく高めます。事実としてお伝えします。

歯ぎしり

負担が集中します

強い歯ぎしりは上部構造と骨に負担をかけます。ナイトガードを併用することがあります。

糖尿病

管理状況が影響します

血糖の管理が不十分だと、炎症が起きやすくなります。主治医の情報をお知らせください。

治療の流れ

装着後の管理。

手入れの方法は、装着時に実際にお見せします。

01

装着時の指導

ご自身のインプラントに合った清掃器具と方法を、その場でお伝えします。

02

最初の検診

装着後、比較的早い時期に一度確認します。清掃が届いているかを見ます。

03

間隔の設定

所見に応じて検診間隔を決めます。3か月から6か月ごとが一般的です。

04

専門的クリーニング

インプラント周囲は専用の器具で清掃します。天然歯と同じ扱いはできません。

05

定期的な評価

歯ぐきの状態、出血、必要に応じてレントゲンで骨の高さを確認します。

06

早期の対応

炎症の徴候があれば、その時点で対処します。早ければ回復の見込みが高くなります。

費用について

アフターケアの費用について。

費用は所見と選択される方法によって異なります。治療を始める前に、項目ごとに記載した治療・費用計画書(Heil- und Kostenplan)をお渡しし、保険でまかなわれる部分と自己負担になる部分をご説明いたします。書面をご確認いただく前に治療を始めることはございません。

費用とお支払いについて →

よくあるご質問

インプラントはむし歯になりますか。

なりません。チタンとセラミックはむし歯になりません。ただし、周囲の歯ぐきと骨は炎症を起こします。それがインプラント周囲炎で、インプラントを失う最大の原因です。

どのくらいの間隔で検診を受けるべきですか。

所見によりますが、インプラントをお持ちの方は3か月から6か月ごとをお勧めします。天然歯だけの方より短い間隔です。装着時に間隔を決めてお伝えします。

歯ぐきから血が出ます。様子を見てよいですか。

いいえ。インプラント周囲の出血は炎症の徴候です。次の検診を待たず、ご連絡ください。早い段階であれば、清掃と処置で回復する見込みがあります。

喫煙していますが、インプラントは可能ですか。

可能ですが、成功率は下がります。喫煙はインプラント周囲炎の危険因子として確立しています。禁煙をお願いするのではなく、ご自身の条件で何が見込めるかを事前にお伝えします。

普通の歯ブラシだけでは足りませんか。

足りません。インプラントの周囲、とくに歯間部は歯ブラシが届きません。歯間ブラシやフロスの併用が必要です。装着時に、ご自身に合った器具をお伝えします。

インプラント周囲炎になったら、抜くしかないのですか。

早期であれば、清掃と処置で改善する見込みがあります。骨が大きく失われている場合は除去が必要になることもあります。だからこそ、出血の段階でご連絡いただくことが重要です。

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