患者様向け情報
ホワイトニング — 効果と注意点。
有効な漂白は過酸化物が歯の内部から色を分解する仕組みです。市販品や自己流の方法には限界があり、誤った方法は歯を傷めます。
診療とご相談はドイツ語または英語で行っております。日本語の説明資料をご用意し、ご希望に応じて通訳のお手配も承ります。
希望と知識の差が大きい治療です。
「重曹やレモンでは白くなりません。エナメル質を削るだけです。」
変色は歯の表面(コーヒー、茶、ワイン、ニコチン)と、歯そのものの色(年齢とともに濃くなる自然な色)の2種類があります。表面の着色は歯面清掃で除去できますが、内部の色は過酸化物が歯に浸透して分解する必要があります。
重曹やレモン、活性炭は研磨作用があるだけで、色を分解しません。使い続けるとエナメル質が薄くなり、内側の黄色い象牙質が見えて、かえって暗く見えるようになります。
知っておくべきこと。
重曹・活性炭
研磨するだけです
続けるとエナメル質を失い、二度と戻りません。長期的にはむしろ暗く見えます。
レモン・酢
酸が表面を溶かします
白くなるのではなく、表面が粗くなります。
市販キット
濃度が低く抑えられています
軽い着色には十分ですが、本格的な色の変化には力不足です。
診察なしの施術
最大のリスクです
むし歯や歯ぐきの炎症が見過ごされたまま薬剤が浸透する恐れがあります。
詰め物・ベニア
一緒には白くなりません
前歯の目立つ詰め物は、ホワイトニング後に色を合わせ直す必要があります。
持続期間
1〜3年ほどです
その後の飲食習慣によって個人差が大きく変わります。
治療の流れ
施術までの流れ。
むし歯と歯ぐきの状態を整えることが最初のステップです。
診察
むし歯、詰め物の縁、歯ぐきの状態を確認します。
必要な治療
むし歯や歯ぐきの炎症があれば先に治療します。
歯面清掃
薬剤が均一に働くよう、プラークを取り除きます。
目標の色を決める
前歯に詰め物やベニアの予定がある場合は、先に色を決めます。
ホワイトニング
歯科用の濃度で安全に施術します。知覚過敏には濃度と時間を調整します。
費用について
費用について。
ホワイトニングは審美的な処置のため、ドイツの保険の対象外で自己負担となります。費用は事前に費用計画(Heil- und Kostenplan)でご説明します。
費用とお支払いについて →よくあるご質問
歯科でのホワイトニングはエナメル質を傷めますか。
現在の知見では、健康な歯に適切に行えば傷めません。過酸化物は色素分子に作用するもので、表面を削るものではありません。
どのくらい白くなりますか。
元の色調と着色の原因によって異なります。数段階の変化は現実的ですが、広告のような均一な輝く白さはホワイトニングだけでは得られません。
1本だけ黒ずんでいる歯はどうなりますか。
多くは根管治療を受けた歯が内部から変色しています。内部からの漂白か、ベニアで覆うことになります。全体のホワイトニングとは異なる処置です。
ドイツの保険はホワイトニングを対象としますか。
対象外です。審美的な処置として自己負担となります。
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