患者様向け情報

歯が敏感になる理由

冷たいものが響く、甘いもので痛む。原因はいくつかあり、対処法も異なります。まず、何が起きているかを確かめる必要があります。

知覚過敏歯ぐきの下がりくさび状欠損フッ化物
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診療とご相談はドイツ語または英語で行っております。日本語の説明資料をご用意し、ご希望に応じて通訳のお手配も承ります。

知覚過敏は、診断名ではありません。

「知覚過敏用の歯みがき粉で治らない痛みは、別の原因です。」

歯の表面のエナメル質の下には、象牙質があります。象牙質には無数の細い管が通っており、そこが露出すると刺激が神経に伝わり、痛みとして感じられます。

露出の原因は複数あります。歯ぐきが下がって歯の根が出た、強い歯みがきでエナメル質が削れた、歯ぎしりで摩耗した、酸性の飲食物で溶けた、あるいは歯に亀裂が入った。

重要なのは、むし歯や歯の神経の炎症と区別することです。持続する痛み、夜間の痛み、噛んだときの鋭い痛みは、知覚過敏ではない可能性があります。診察が必要です。

原因ごとの対処。

歯ぐきの下がり

根が露出しています

原因は歯周病、強い歯みがき、加齢など。まず原因への対処が必要です。

強すぎる歯みがき

力とブラシの硬さ

硬いブラシと強い力は、エナメル質と歯ぐきを削ります。磨き方をお伝えします。

酸

炭酸、柑橘、ワイン

酸性の飲食物の直後は歯が軟らかくなっています。すぐ磨かず、水でうがいしてください。

歯ぎしり

摩耗の主要因

夜間の歯ぎしりはエナメル質を削ります。ナイトガードが必要な場合があります。

亀裂

噛むと鋭く痛む

歯に亀裂があると、噛んだ瞬間に鋭い痛みが出ます。診察が必要です。

区別すべき症状

夜間や持続する痛み

夜間に痛む、何もしなくても痛む場合は、神経の炎症の可能性があります。受診してください。

治療の流れ

診察と対処。

原因が違えば、対処も変わります。

01

問診

いつから、何に反応するか、痛みの続き方をうかがいます。

02

診察

歯ぐきの位置、摩耗、亀裂、むし歯の有無を確認します。

03

原因の特定

知覚過敏か、むし歯か、神経の炎症かを区別します。ここが分かれ道です。

04

原因への対処

歯周病があれば治療し、歯ぎしりがあれば装置を検討します。

05

症状への対処

フッ化物の塗布、露出面の被覆、専用の歯みがき粉をご提案します。

06

磨き方の確認

力の入れ方とブラシの選び方をお伝えします。これが再発の予防になります。

費用について

処置の内容によります。

費用は所見と選択される方法によって異なります。治療を始める前に、項目ごとに記載した治療・費用計画書(Heil- und Kostenplan)をお渡しし、保険でまかなわれる部分と自己負担になる部分をご説明いたします。書面をご確認いただく前に治療を始めることはございません。

費用とお支払いについて →

よくあるご質問

知覚過敏用の歯みがき粉は効きますか。

原因が象牙質の露出であれば、効果が期待できます。数週間の継続で改善することが多いです。ただし、改善しない場合や痛みが強い場合は、別の原因が考えられます。受診してください。

放っておいても大丈夫ですか。

原因によります。歯ぐきの下がりや摩耗が進行している場合、放置すると悪化します。また、むし歯や神経の炎症を知覚過敏と思い込んでいる場合、治療が遅れます。

強く磨いたほうが汚れが落ちますか。

いいえ。強い力はエナメル質と歯ぐきを傷めます。柔らかめのブラシで、時間をかけて丁寧に磨くほうが効果的です。磨き方は診療時にお伝えします。

ホワイトニングで敏感になりますか。

一時的に敏感になることがあります。多くは数日で落ち着きます。もともと知覚過敏がある場合は、濃度や時間を調整して行います。

夜も痛みます。

知覚過敏では通常、刺激がないときには痛みません。夜間の痛みや持続する痛みは、歯の神経の炎症の可能性があります。早めに受診してください。

冷たいものを避けていれば問題ありませんか。

症状は避けられますが、原因は残ります。歯ぐきの下がりや摩耗は進行しますので、原因を確かめることをお勧めします。

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