患者様向け情報
PRF(自己血由来フィブリン)
ご自身の血液を少量採取し、遠心分離して得られる成分です。外科処置の部位に用いて、治癒を支える目的で使われます。
診療とご相談はドイツ語または英語で行っております。日本語の説明資料をご用意し、ご希望に応じて通訳のお手配も承ります。
ご自身の血液から作ります。
「薬剤ではなく、ご自身の体の成分です。」
PRF(Platelet Rich Fibrin)は、採血した血液を遠心分離して得られるフィブリンの塊です。血小板や成長因子を含みます。
外科処置の後、抜歯した部位や骨造成の部位に置くことで、創傷の治癒を支える目的で使われます。ご自身の血液由来ですので、拒絶反応やアレルギーの懸念はありません。
位置づけについては正直にお伝えします。治癒を支える補助的な方法であり、必ず成績が向上すると保証できるものではありません。研究は進んでいますが、すべての症例で有効性が確立しているわけではありません。
PRF について。
材料
ご自身の血液です
処置の直前に少量採血します。外部の材料や薬剤は加えません。
目的
治癒を支えます
抜歯部位や骨造成部位に置き、創傷の治癒環境を整える目的で用います。
安全性
拒絶反応の懸念はありません
ご自身の血液由来ですので、アレルギーや拒絶の心配がありません。
適応
外科処置と併せて
抜歯、骨造成、インプラント埋入などの際に併用を検討します。
限界
保証はできません
補助的な方法です。すべての症例で有効性が確立しているわけではありません。
採血
少量です
通常の血液検査と同程度の採血を行います。
治療の流れ
処置の流れ。
併用が有益と判断した場合にご提案します。
ご説明
なぜ併用を提案するのか、期待できることと限界をご説明します。
採血
処置の直前に、腕から少量採血します。
遠心分離
専用の装置で分離します。数分から十数分程度です。
外科処置
予定していた抜歯、骨造成、埋入などを行います。
PRF の適用
得られたフィブリンを処置部位に置きます。
術後の管理
通常の術後管理と同様に、経過を確認します。
費用について
PRF の費用について。
費用は所見と選択される方法によって異なります。治療を始める前に、項目ごとに記載した治療・費用計画書(Heil- und Kostenplan)をお渡しし、保険でまかなわれる部分と自己負担になる部分をご説明いたします。書面をご確認いただく前に治療を始めることはございません。
費用とお支払いについて →よくあるご質問
PRF は必ず必要ですか。
いいえ。補助的な方法です。外科処置の内容と治癒への懸念を踏まえて、有益と判断した場合にご提案します。必要でなければご提案しません。
安全ですか。
ご自身の血液から作るため、拒絶反応やアレルギーの懸念はありません。採血自体は通常の血液検査と同程度です。
効果は証明されていますか。
治癒を支える方向での研究は進んでいますが、すべての症例で有効性が確立しているとは言えません。当院は保証できるものとしてご案内しません。
採血の量はどのくらいですか。
通常の血液検査と同程度の少量です。処置の直前に行います。
公的医療保険はカバーしますか。
原則として給付対象外です。費用は事前にご説明します。
断ることはできますか。
できます。併用しない場合の通常の術後経過についてもご説明します。ご希望に沿って進めます。
関連するご案内