患者様向け情報
詰め物の種類と選び方
むし歯を削った後に何で埋めるかには、いくつかの選択肢があります。部位、大きさ、費用、審美性のバランスで決まります。
診療とご相談はドイツ語または英語で行っております。日本語の説明資料をご用意し、ご希望に応じて通訳のお手配も承ります。
大きさが、選択を決めます。
「小さな穴と大きな穴では、適する材料が違います。」
小さいむし歯であれば、コンポジットレジン(白い樹脂)が標準的な選択です。歯の色に合わせられ、その日のうちに完成します。
削る範囲が大きくなると、樹脂では強度が不足する場合があります。その場合はセラミックのインレー(詰め物)やオンレー、あるいはクラウンを検討します。型取りをして技工所で製作するため、通常2回のご来院になります。
アマルガムは、ドイツでは規制により使用が大幅に制限されています。当院では新たに使用しておりません。すでに入っているアマルガムについては、状態に問題がなければ、必ずしも交換する必要はありません。
材料ごとの特徴。
コンポジット
白い樹脂、1回で完成
小さいから中程度のむし歯に。歯の色に合わせられます。
セラミック
大きい範囲に、2回
強度と耐久性に優れます。型取りをして技工所で製作します。
アマルガム
新たには使いません
ドイツでは使用が大幅に制限されています。当院では新規使用はいたしません。
保険
部位により扱いが違います
公的保険では、前歯と一部の臼歯でコンポジットが給付対象です。詳細はご説明します。
耐久性
材料と部位で変わります
噛む力が強い部位では、樹脂の摩耗が早くなります。
交換
問題がなければ不要
既存の詰め物は、縁の隙間や破損、二次的なむし歯がなければ交換しません。
治療の流れ
治療の流れ。
削る範囲が決まってから、材料を最終決定します。
診察
むし歯の大きさと深さを確認します。必要に応じてレントゲンで確認します。
選択肢のご説明
適する材料と、保険の扱い、費用をご説明します。
麻酔
必要に応じて局所麻酔を行います。
むし歯の除去
感染した部分を除去します。ここで最終的な範囲が決まります。
充填または型取り
コンポジットならその場で充填。セラミックなら型取りをして仮の詰め物を入れます。
装着と調整
セラミックの場合は次回に装着し、噛み合わせを調整します。
費用について
保険の範囲と自己負担。
費用は所見と選択される方法によって異なります。治療を始める前に、項目ごとに記載した治療・費用計画書(Heil- und Kostenplan)をお渡しし、保険でまかなわれる部分と自己負担になる部分をご説明いたします。書面をご確認いただく前に治療を始めることはございません。
費用とお支払いについて →よくあるご質問
白い詰め物は公的保険で入れられますか。
部位によります。前歯と一部の臼歯では、コンポジットが給付対象です。それ以外の部位では、標準治療を超える選択として自己負担が生じる場合があります。診察のうえでご説明します。
セラミックとコンポジット、どちらが良いですか。
削る範囲によります。小さいむし歯ではコンポジットで十分です。範囲が大きくなると、強度と耐久性の面でセラミックが有利になります。
今あるアマルガムを交換すべきですか。
状態に問題がなければ、必ずしも必要ありません。縁に隙間がある、破損している、下に二次的なむし歯があるといった場合には交換を検討します。除去には適切な手順が必要ですので、ご相談ください。
詰め物はどのくらいもちますか。
材料、部位、噛む力、手入れによって変わります。年数を保証することはできません。定期検診で縁の状態を確認し、早めに対応することで長く使えます。
詰め物の後に痛みが出ることがありますか。
あります。削った範囲が深い場合、しばらく冷たいものに敏感になることがあります。多くは数週間で落ち着きます。痛みが強い、あるいは続く場合はご連絡ください。
金属の詰め物は選べますか。
金合金のインレーは選択肢としてあります。ただし審美性の面から、当院ではセラミックをご提案することが多くなっています。ご希望があればご相談ください。
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