患者様向け情報
歯ぐきからの出血 — 歯肉炎か歯周病か。
健康な歯ぐきは出血しません。歯肉炎は完全に治りますが、放置すると骨が失われる歯周病に進み、その骨は元には戻りません。
診療とご相談はドイツ語または英語で行っております。日本語の説明資料をご用意し、ご希望に応じて通訳のお手配も承ります。
「強く磨いたから」ではありません。
「健康な歯ぐきは、歯ブラシに何の問題もなく耐えます。」
多くの方が軽い出血を「磨きすぎ」のせいだと考えます。これは口腔ケアにおいて最もよくある、そして最も影響の大きい誤解です。
歯肉炎は歯ぐきだけの炎症で、赤く腫れ、出血しやすくなります。原因(多くは細菌性プラーク)を取り除けば、後遺症なく完全に治ります。歯周病ではより深く進行し、歯を支える顎の骨に及びます。歯周ポケットができ、ブラシの届かない場所に細菌が生き続けます。失われた骨は元に戻りません。
注意すべき徴候。
出血が続く
2週間以上続く場合
歯みがきやフロスのたびに血が出る状態が続くとき。
歯ぐきが下がる
歯が長く見える
歯の根元が敏感になることもあります。
口臭
続く口臭や違和感
持続する口臭や不快な味を感じるとき。
歯の動き
ゆるみや移動
歯がゆるく感じる、または位置が変わってきたとき。
膿
歯ぐきの際に膿
見られたら早めの受診をおすすめします。
見過ごしやすい理由
痛みがないことが多い
歯が動いたりゆるんだりして初めて気づくことが多く、その時点では進行しています。
治療の流れ
検査から治療まで。
早く来院するほど、より多くを取り戻せます。
歯周ポケットの測定
すべての歯で深さを記録します。
レントゲンで骨の状態を確認
重症度を判定します。
徹底した清掃
深いポケットには局所麻酔を使用します。
進行例には外科的処置
必要な場合に行います。
定期的なフォローアップ
歯周病は治すのではなく、コントロールし続ける慢性の状態です。
費用について
診察と処置の費用について。
所見によって、体系的な治療と定期的なフォローアップを含めて法定保険の対象となります。事前に費用計画(Heil- und Kostenplan)でご説明します。
費用とお支払いについて →よくあるご質問
歯ぐきは元に戻りますか。
炎症のある歯ぐきは落ち着き、腫れが引くことで歯が以前より長く見えることがあります。下がった歯ぐきや失われた骨は自然には戻らず、場合によっては外科的な処置が可能です。
ドイツの保険は歯周病治療を対象としますか。
所見によって、体系的な治療と定期的なフォローアップを含めて法定保険の対象となります。プロフェッショナルクリーニングは通常含まれません。
専用の歯みがき粉やマウスウォッシュは効果がありますか。
補助にはなりますが、硬い歯石や深い歯周ポケットの細菌は除去できません。機械的な清掃なしでは進行は変わりません。
歯周病は人にうつりますか。
関わる細菌はパートナー間で伝わることがあります。発症するかは免疫状態や口腔ケア、リスク要因によります。所見があればパートナーの検診もおすすめします。
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